独りぼっちで大酒飲みさんの口コミ
何年前の話だろう、いつだかは覚えてないなぁたぶん、5~6年前くらいかなぁ
当時、西船橋の駅前のとある会社の営業所長だった頃の話。
あの頃はほぼ毎日飲んだくれでした。
あっその頃は『独りぼっち』じゃなかったよ。
普段は居酒屋→スナックのコースでしたが、週末は麻衣ちゃんに会いにキャバクラへ突撃してました。
冬の寒い日だったのを覚えてます。昼間、普段は営業メールなどしない麻衣ちゃんから『今日、暇だったら来てね』のメール。
普段のメールのやり取りでは絵文字を使わない麻衣ちゃんがですよ、なんて使っちゃってます。
ガッツリと食い付くのも癪に触るので、しばらく時間をあけてから返信です。
『行けたら行くよ。』とサラっと返信。
間髪入れずに『絶対に来い』
絶対に来いだと?しかも命令か
仕事終わりにいつもの居酒屋で飲みながら、すごく命令形のメールが気になってたんだ。
そしたら『何時頃になりそう?』とまたまたメール
ん?俺は『行けたら行くよ。』って言ったのに行くことになっちゃってるよ
(;´д`)=3 はぁ熱燗とチーズの包み揚げ頼んじゃったしなぁ。とか思いつつ『もう少し待ってなよ。』と返事。
あーあ、行く事になっちゃった。
んで、熱燗を一気飲み←チビチビやるつもりだったのになぁ。
チーズの包み揚げはお土産タッパーに入れてもらい、いざ出陣です。
店に入ると待機席には麻衣ちゃんだけが待機してます。
ん?確か、№1ではないけど上位に入ってるはずなのに、なぜ待機?
席に通され麻衣ちゃん登場
真っ先に聞きましたよ。『なぜ待機?』ってね。
『お客さんには今日休みって言っちゃってるし今日で店を辞める事も言ってないんだよ。』
へぇー、そーなんだぁ
って、をいっ辞めるのか?
『大酒飲みさんだけに来て欲しかったから…』
『そー言ってくれると嬉しいけどさぁ、なぜ俺だけなんだ?俺なんてワンタイム、せいぜい居ても1set延長くいしかしないのに。』
『私も解らない、なぜ大酒飲みさんだけに言いたいのか…』
って大きな目に涙を溜めてます。
『まっ、なんか飲めよ。』と麻衣ちゃんに酒をすすめる俺。
『早く決めなよ乾杯出来ないだろ。』
なんかね、その時の会話は全然覚えてないんだ。ただ、麻衣ちゃんの目に溜まった涙の記憶だけなんだよね。
たぶん、店を辞める経緯とかも話してたと思う。けど、やっぱり麻衣ちゃんの目に溜まった涙だけしか思い出せない。
ラストまでいることなく、延長交渉にきたボーイに断りを入れ、帰り支度をしていたら、『私もあがる。待機席つまんないもん。もう客来ないと思うし、どっかで飲み直そうよ。』
『あのさぁアフターすると俺、その先とか考えちゃったりするよ。男の半分はそーゆー発想しか出来ないから。』
『ぅん』小さく頷く麻衣ちゃん。
期待は思いっきり膨らみます。
居酒屋で飲み直してたら、言われちゃいましたよ。『他の客はアフターとかでそのあとHみたい流れを作ろうとガツガツしてるんだけど、大酒飲みさんはそう言う所が一切なかったよね。だから安心してアフターに付いて来れたんだよね。たぶん、だからかなぁ最後の客になってもらいたかったのは。』って。
それを言われちゃうと、あんな事やこんな事、ムフフな事を誘えなくなっちゃうじゃん
結局、カラオケしながら朝を迎えた二人でした。俺はそのまま営業所に、麻衣ちゃんは朝のラッシュの喧騒の中に消えて行ってしまいました。
麻衣ちゃん、その日の午後には携帯を替えたらしく、電話もつながらずメールも出来なくなってしまい結局連絡をあれ以降取ってません。
いま、何やってるのかなぁ元気でやってるのかなぁ
急に思い出しちゃいました。